アルデバランBFS-XG を投げまくった印象
ラインは、PEのファイヤーライン0.8号
を約30m。
太いがコーティングが厚く張りがあるので選択した。
リーダーはフロロの1.0号を6フィート。
ノーネームノットで結節。
ロッドはカーディフ56UL-B。
グリップがシングルなのが難点。
すでに廃盤!
ルアーはパニッシュ55Fなど2g台。
キャスコンはゆるゆる。
マグネットは買ったままの6個、ダイヤル3.5前後。
軽いシリコンオイルを各部に注入。
この条件で充分に渓流ミノーイングが可能だった。
メリットは、片手でキャストから着水までコントロールできること。
サミングでピンスポットまでの距離が制御でき、木の枝に直撃しそうになっても止められる。
ラインがヨレない。
軽いし、何より楽しい。
しかし、スピニングと違って気を使う点も。
<バックラッシュ>
バックスイングをしっかりして、ロッドの反発力を使うことが必須。
自分が今までスピニングでいい加減なキャストだった事を実感した。
綺麗にキャストできると、ダイヤル3.5でブレーキが強いと感じる。
3.0まで緩めてもいいが、魚影を探したりピンスポットを凝視して釣りに集中すると、キャストがおろそかになりクラッシュ。
着水サミングは必須で、気を抜くとクラッシュ。
変に力を入れて投げると、3.0では中間バックラが発生する。
ここまでのバックラは軽症で済んだが、重症になった事例も。
バックスイングで枝に引っ掛かり、そのまま前にリリース。一瞬でスプール全体が綿菓子のようにふわふわ。
向かい風には要注意。
着水前にスプール内が…
中間からサミングする事でミノーが一直線的に飛び、バックラせず飛距離も伸びた。
<雨>
雨で濡れたら、強くブレーキが効くようになった。
ダイヤル2.0で普通の感じ。
乾いたら戻った。
<滑らかさ>
巻きスピードはハイギアなので問題なし。
買ってすぐ、ハンドルを空回ししたらすぐ止まって心配したが、実釣ではクイックで軽く滑らか。
スピニングはローターのブレがあるが、それが全くないのは心地よい。
<ルアーの重さ>
3gを超すシンキングミノーは全く問題なし。
フローティングミノーは55mmより50mmの方が空気抵抗が小さいためか、投げやすい。
メバル用JH1.2gを恐る恐るキャストしてみたら、普通に飛んでいき、拍子抜けした。
これはリールの性能のおかげだと思う。
<課題>
マグネットを減らしてダイヤルを強くしたらどうなるのだろうか?またその逆は?
PEラインを細くしたらどうなるのか?
近いうちに試してみたい。