田村市には大熊町からの避難者が多く来ていました。
二次避難として、会津若松市に大熊町役場ごと移転する事になり、避難者も移動する事になりました。
行き先は温泉旅館が多く、今日からはゆっくりお風呂に入る事が出来るでしょう。
2泊3日支援の最終日が、移転の日にあたりました。
大熊町役場の職員も数名、避難所運営をしながら一緒に生活していましたが、彼らも避難者です。疲労はピークながら、新しい移転先へのバス配車の調整を行っており、敬服しました。
ひとつトラブル。3世代7人家族のうち、おじいさん1人が単独の世帯主となっていた事から、移転先が機械的に仕分けされ別々になってしまいました。しかもおじいさんだけ裏磐梯!驚いた家族は役場本部に再調整してもらい、事なきを得ました。
保健師さんの巡回があり、避難者の多くの方に安堵を与えていました。
衣食住の確保に加えて、心のケアが必要だと言っていたのが、強く私の心に残りました。
バスを見送りながら、いつ戻れるかわからない大熊町から更に遠くへ行ってしまう姿を見て、涙が流れました。
4月3日